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今週は26日(金)をお休みにして浜松で開かれている学会に参加してきました。

ちょうど1年前は盛岡で行われていた学会です。

会場は8時から開いているので(早いでしょ?)ポスター展示へ直行。

自分だったらどうするか?自分が体験しなかった珍しい症例はメモメモと。

相変わらず勉強になる学会です。ちなみに来年は。。。”鹿児島”です。

中心となる討論会の議題は「耳鼻咽喉科と危機管理」

炎上だのクレーム社会だの言われているので、なんとなく理解してもらえると思うのですが、

医療界でもモンスターペイシェントやハードクレイマーが引き起こすトラブルが

増加し、悪質化しています。このクレームに心が疲弊したスタッフ(看護師、医師も含む)が

職場を離れることが医療崩壊を進めている原因の一つといわれています。

10年前にはきっと候補にも上らない討論会の議題だったでしょう。

時代は変わりました。普通の人たちの寛容さが失われ、損をしないぞ!

自己責任なら自己防衛!という意識なのでしょう。

時代が変わっても、人ができることは倍に増えたりしません。

トラブルのもとになるであろう土曜日のように込み合う日は

私とスタッフにも限界がありますので、これからも受診を制限すると思います。

さて、もう一つの危機は診療が長引く土曜日のスタッフの血糖値。

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克服のために、浜松のキルフェボンでお土産を。

もちろん浜松餃子もつけたので、甘いのから塩っぽいのまで味覚の人生航路でした。



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2015.06.28 / Top↑
引っ越し早々、自治会の役員に当たった私は、月に一度の役員会に出席しています。

今月の役員会の主要議題では無いものの、9月に行われる門池校区体育祭のこのプログラムに

目が釘づけになりました。

校区祭なる大人参加型の運動会が私の育ったところではなかった点がまず一つ。

以前に今沢小中の近くに住んでいた時にやたら運動会が行われたことを思い出しました。

団地の集会。。。初めて見たときはそう思っていました。

団地だといろいろあるんだろうな。こういうガス抜きしなければならないんだろうなと。

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2つ目はプログラムにあるメデシンボール。全14プログラム中、メデシンボール(小中学生)と

メデシンボール(大人)、しかも〇印の得点種目です。このプログラムを見ただけで、

門池校区祭におけるメデシンボールの重要度がひしひし伝わっています。

けれど、競技内容が想像つきません。

ちょっとそれますが、転がし系種目、大玉ころがしなどは競技がそのまま題になっていますので、

想像がつきます。わが母校では「だるまさんが転んだ」という競技名で、

少し文学的な表現がなされていました。

話を戻し、自治会長さんの色々な話にも気もそぞろに、メデシンボールを想像。。。

メデシンならぬメディシンなら薬、ボンジョビも♪バッドメディシン~♪と歌っていた。

何より私もメディカルの端くれ、メディシンボールなら薬の丸薬?

ほほう、私を富山人と知っての挑戦??富山の薬売りを競技にどう昇華させるのか?

誰かの薬(でもそれはあくまで丸薬)を借りる、借り物競争的なものなのか?

はたまた小麦粉を吹いて、丸薬を見つけ出しそれをくわえてゴールする障害物競走?

でも丸薬は苦いので、小中学生には人気が無いだろうし。。。

結局、わからないモヤモヤを抱えたまま役員会は終了しました。

次の日、スタッフに相談するとみんなに一笑され、

次の瞬間には、みんな1列に並びメデシンボールを再現してくれました。

なんと背の高さに差があったパターン付です。。。なぜ知らないか?という顔をされましたが、

埼玉出身のスタッフも「?」という反応だったので、静岡限定なのでは。

メデシンボールの謎は解けましたが、このブログを書くにあたりしげしげプログラムを眺めていると

新しい疑問がわいてきました。9番と14番の人生航路。しみじみとした競技名です。

大人と子供で別れているわけではなく男女で分かれていること、

それぞれ午前、午後のトリを飾る種目であることも謎を深めます。

荒れ狂う人生の波を揺れながら進む航路。

温暖で波が日本海に比べ高くない駿河湾とはある意味対極にある競技名です。

これはどんな競技なのか(しかも得点に関係ない)、明日またスタッフに聞いてみよう。



2015.06.21 / Top↑
先月のことで皆さんの記憶に残っていないかもしれませんが、

大阪の診療所で受付の女性が刃物で切り付けられた事件をご存知でしょうか?

ニュースの次の日、我が医院ではスタッフでその話が持ちきりでした。

何故なら事件が”耳鼻咽喉科”でおきたから。。。

耳鼻科は子供さんと、お年寄りが多い傾向にあります。

しょっちゅう(?)事件になる精神疾患の素因の方が、そうしばしば受診する科ではないので、

今まで患者さんが暴行に及ぶ事件を見ていても他人事のように感じていました。

しかし!今回はよく考えました。当院は、女性しかいない女所帯である。

若い子から落ち着いた(?)世代までとにかく私を含めた男子禁制の女性の職場である。

迎えるは不特定の人々。過去に思いをはせてみても、怒号、暴言は経験済み。

暴力こそなかれ、ニュースで起こったようなことが当院で起こったとしても不思議ではない!

と、俄然やる気になった私は、スタッフ+自分を守るべく防衛グッズを購入しました。

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さすまた(刺又)とスタンガン

当院はもちろん平和主義のため、暴力的に侵攻してきた人を

当院の敷地内において、防衛力をもって撃退するための手段として購入しました。

なんか、書いていたら日本の防衛方針と似ているなと感じてしまった。

けれど、ネットでスタンガンを検索していたら予想に反して、

口紅型スタンガンなど結構選べました。業者も多数です。

私は写真の通り、よくありがちな型を選びました。

スタンガン特有の”バツバツバチ”という音や光も戦意を喪失させる要素ということで、

はっきり目に見えるバチバチ機種を買わせていただきました。

試しにスイッチオン!すると、押している方が、戦意喪失でした。

心のどこかで、こんなものが簡単に購入できていいのかしら?

と、思わなくもないのですがまずは我がスタッフ、我が身を守るため!です。



2015.06.14 / Top↑
その患者さんは沼津より少し離れたところから来院される。

沼津市立病院の時に、転勤された先生の手術患者さんを担当することになり

診察させていただいたのが最初で、手術から何年も時間がたっており、

もう私が何もすることがないほど、良くなっている方だった

私は、通院の”不都合”を少しでも無くそうと、

「もう、そんなに頻回に来なくても良いですよ。1年に一回とか。。。」と話したものだった。

患者さんからの同意は得られず、「いいえ、心配だから今まで通り通います」

私もまだ30代だったから、病院に来る必要を無くすことこそ仕事!と、力が入っていたのだろう。

不安も含めて、「生きることは痛い事なんですよ」と言ったらしい。

。。。らしいというのは私自身はそう言ったことを覚えていないからで、

病後の不安は病気になった患者さんの生活にはつきものだけど、

病院に縛られる時間を他に使ってもらおうという趣旨で説明したことは覚えている。

その時の言葉だと思うのだ。

今では当院に年に1~2度来院される。実はその後いくつかの大病をされ、

そのことで耳鼻科への通院は減ったのだが、今回来られた時に

私がかけたこの言葉を覚えていて、他の人に対して使っていること教えてもらった。

あれから10年。自分の吐いた言葉が、まわりまわって私を刺すようで。。。

四捨五入すれば50になる今の私には、言うのにも痛いようでリアルすぎてなかなか言えないです。


2015.06.07 / Top↑